胎児の体内時計 解明
京都府医大 受精後1315日でリズム2017.8.22 日経新聞 朝刊

 胎児の体内時計は受精から約1315日目で働く――。京都府立医大の八木田和弘教授(環境生理学)らのチームが22日、マウスやiPS細胞を使った実験で、体内時計ができる時期やメカニズムを解明したと発表した。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 チームによると、時計が働かない時期の胎児は繊細で外部からのストレスに弱く、八木田教授は

成果が人に応用できれば、早産や流産を減らせるような妊婦の過ごし方のヒントになる可能性がある」と話している。

 研究では、さまざまな時期のマウス胎児の細胞を取り出し、体内時計のリズムを測定。時計をつかさどるタンパク質の有無を調べた。すると受精から約10日目の細胞には特定のリズムはなく、タンパク質も見つからなかったが、約17日目のものでは両方を確認できた。

 

体内時計の発達と老化

*胎児のリズムは母親のリズムに影響される 母親になる人は生活習慣を正しましょう。

  胎児のリズムに影響する因子

   ・明暗リズム

   ・体温リズム  

   ・食事リズム

    

*老化・・・時計遺伝子の糖化

  主時計の視交叉上核の時計発信機構は老化の影響を受けにくい

  脳時計や末梢時計の発振は老化の影響を受けやすい。

  視交叉上核の発信周期は短くなり、活動リズムの周期短縮と一致

  成人の場合24.5時間周期であったのが、老化に伴い24時間周期と短くなる。
  そして
視交叉上核の光同調刺激は減弱する。

 

体内時計は食事刺激でも合わせることが出来ます。

老化が起こり体内時計の狂いを正すためにも 規則正しい食事刺激が大切です

睡眠導入剤・鬱の薬は安易に飲まない 

まず生活習慣を正しましょう。


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